2020年07月10日

開拓の村の家々のせつび1

北海道開拓の村 には、いろいろな建物が移築されている。


建物もそうであるが、外構にも気を使ってあるようで。


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木製の電柱と、傘のついた裸電球用外灯が雰囲気を出している。


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住宅兼店舗のような建物が、いくつか建っている。


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ここでは実際に「昔の駄菓子・昔の飴」が売られていて
昭和のガキの買い食いを体験できるようだ。



住居部分も再現されていて。


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木床にはめ込まれた、便器。
便器の「蓋」が乗せられている。

汲み取り式であったなら、
蓋でもしておかなくては、臭くて堪らないだろう。



台所。


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給水は、左上に貯めた水を使い、
排水は、壁側から排出される。


壁といい、窓といい、
冬はさぞや寒かったのではないだろうか。



竿縁から吊り下げられた、照明器具。


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裸電球用の器具であったのだろうが、
現在ついているのはイマドキ(いや、ちょっと前、か)のもの。

こんな吊り下げコードなんて、普段見ることは無い。


感知器は……もちろん現代だから必要なモノ。



現代に建つ建物、しかも不特定多数の見物客が訪れる建物であるから、
防災関係はどうしても取り付けざるを得ない。


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これは、仕方がないのだ。



この類の移築建物は、
所詮は「紛い物」なのかもしれない。


でも、それはそれで、過去の生活を現代に伝えるための
貴重な伝達装置として機能するのだから、良いではないか。


鉄筋コンクリート造、エレベーター付きの城郭建築 も然り。



現物が、現地にそのままの状態で残されているのは良いのだが
誰にも見られないまま「保管」されているのでは、
果たしてそれが人々に何の影響を与えられるかというと
皆無に近いのではなかろうか。



「人」の営みの遺物なのであるからして、
人が見て、触れて、感じてこその存在意義なんじゃなかろうか。



なので、こういうモノたちを見るのは
心躍り、楽しいものなのである。
(「開拓の村の家々のせつび1」おわり)
posted by けろ at 11:00| Comment(0) | 設備一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする