どこに取り付けたものか悩ましい。
せっかくコストを掛けるなら、
なるべく効率の良い場所につけたい。
日当たりの良い明るいところが良いのだが、
でも、当然目立つ。
メンテナンスの手間はなるべくかけたくない。
それなりの発電量を目指すとなると、
それに見合った面積を確保しなければならない。
対して大きなものを取り付けられないとなると
大した発電量は期待できない。
ねえ。
コストだって、かかる。
蛍光灯をLEDに替えるのなら、
コスト改修が容易にできるのだが
太陽光発電はそれが難しい。
今は買電価格も安すぎるし。
でも、環境対策、エネルギー削減の姿勢は見せておきたい。
いろいろな鬩ぎ合いの末、
「お取りやめ」になる計画も数しれず。
結果、どこかで落ち着いて取り付けられることもある。
この面は、地図を見ると南西を向いている。
屋根面だと北東を向いてしまうし、
積雪地ゆえ、屋根上に取り付けると傷みやすそう。
そんな配慮があったか、無かったか。
もっと小さな面積で、
もっと多くの電力を得られるようなパネルは出来るか?
太陽定数が変わるわけじゃないから、
100%近い効率を得られたとしても、
CPUやメモリのようにどんどん小さくすることは不可能だ。
だから、この悩みはこれからも続くのである。
何か、画期的にエコで、画期的にローコストな
そんな技術開発の成果が出てこない限り。
ダークマター関連とか、現在未知である何らかの物理法則が明らかになって
それが実用化された暁には、そういうこともあるかも知れない。
光電効果が発見されて、現代の太陽光発電パネルに結びついているように。
まあ、ウン十年単位の年月を要するような気もするが。
Wikiによれば、
1839年 光起電力効果の報告
1887年 光電効果発見(byヘルツ)
1905年 光量子仮設の提唱(byアインシュタイン)
1916年 光量子仮設の照明(byミリカン)
ということだ。
1954年 pn接合の発見(byピアソン)
1955年 pn接合シリコン太陽電池作成(by日本電気(現:NEC))
1958年 太陽発電システム設置(東北電力信夫山無線中継所)
と続き、現在がある。
そんなブレイクスルーが、
このコロナの渦中にある世界中を救う手立ての一つに
ならんものかな。
(「太陽光発電パネルは、どの向きに」おわり)