札幌市南区にある、人造湖である。
温泉街の近く、定山渓(じょうざんけい)ダムにより形成されている
ダム湖である。
このダム湖に沿って、道道1号線(北海「道」の道だから、道道)が伸び、
ところどころに展望台が設けられている。
雪解けの頃、若葉が出てくる前には
湖景が比較的良く見える。
葉が生い茂ってしまうと、視界は遮られてこよう。
ダム湖であるから、その時その時の降雨状況により
水位は高かったり低かったりする。
この時には、どうやら貯水量は少なめであったようだ。
小樽内川を堰き止める、定山渓ダム。
これによって形成された、さっぽろ湖
同じ区内には
豊平(とよひら)川を堰き止める、豊平峡(ほうへいきょう)ダム、というものもある。
そして紛らわしいのであるが、豊平峡ダムにより形成されているのが
定山(じょうざん)湖、である。
なぜこのように命名されたのか……。
どうやら、豊平峡ダム建設時に、定山渓温泉の観光振興を願ってつけられた湖名のようだ。
その後、定山渓ダムが出来てしまったために、少々ややこしくなった……と。
ともかくも、これらのダムの周囲は、
紅葉が大層綺麗なところである。
大渋滞を覚悟すれば、見に行くことができる。
ただし、本州各地よりはだいぶ時期が早いので、注意。
(「さっぽろ湖は定山渓ダムなのだが」おわり)