通路屋根の雨水排水管が気になってしまった。
なんか、いつも見るのと違う。
雨水管だけど、溶接接合されている。
規模にもよるだろうけど、
普通の「建築設備」じゃ、あまり細モノの溶接は目にしない。
塩ビ管や耐火二層管も多かろう。
鋼管の場合にも、MD継手であることが多かろう。
ねじ接合すら、少なくなった感がある。
でも、ここでは溶接だ。
足元は、鋼管から塩ビ管へと変えられている。
埋設部分は、錆びるから塩ビに変えているんだろう。
鋼管柱基礎が埋まっているから、
それを避けているんだろう。
土木構造物の付帯設備は
建築の設備とはまた違った思想、基準があるようだ。
あまり関わる機会が無いから
よく知らないだけなのである。
つくづく、「せつび」って「広くて深い」領域なんだな、って思う。
まあ、科学技術が発展している現代、
どんな分野でもそうなんだろうけど。
(「溶接、なんだね。」おわり)