グラスウール断熱材も剥き出しの壁面に、
かなり年代モノの古めかしい床暖房ヘッダーを見つけた。
いつ頃のものだろう。
建物の年代からして、バブル期のものだろうか。
たったの3回路だから、
そんなに広い面積をカバーするものではなさそう。
それでも、ちゃんと往管、還管にそれぞれ温度計がつけてあって
ヘッダーには圧力計もついていて、
管理できるようになっている。
現在でも健在のようで、
「せつび」としては十分に働けていると言えるのではなかろうか。
「古めかしい」設備は、故障がちだとか性能効率が悪いとか電気をやたら食うとか
あんまり良い評価はされない。
これだけ科学技術が日進月歩である現代だから
当然と言えば当然なんだけれど、
たまには「末永く大事に使われるせつび」があっても
いいんじゃないかな。
特に、機械系じゃないやつについては。
まあそれは、趣味の領域、なのかもね。
(「床暖房のヘッダーが古めかしい」おわり)