その途中に、合板が取り付けられている。
そう。
ここに、衛生器具を取り付けるのだ。
下地材にボードを貼った状態では
あの重たい陶器を支えることができない。
だから、陶器を取り付けるビスを打つ場所には
厚い合板を用意しておくのである。
給水管と、排水管とを
先に施工してある。
配管の保温も、壁仕上げがなされる前に
済ませておかなくてはならない。
結局のところ、
衛生器具(この場合は、掃除用流しかな)は
この合板を下地に留めている鋼製のプレートとビスで
支えられているということだ。
(「衛生器具を取り付ける下地が要る」おわり)