2020年04月19日

排水側溝とシーリング

水廻りに欠かせないのが、排水溝。


あんまり排水が出ないのであれば、排水口で済むけれど
ある程度の量が出るのであれば、側溝を設けて集めたほうが
確実性が高まるであろう。



とある、水廻り。



排水溝の状態や、排水目皿の様子を確認したくて
グレーチングを開けてみたのだ。



20041901.JPG



側溝自体は、まあ良さそうだ。


排水金物の目詰まりが頻繁だったのだろうか、
後から開けたと思われる、穴がたくさんあいている。



管内にゴミを流さないための網目なのではあるが
あまり頻繁に目詰まりするのも困るので
そのへんの塩梅が難しいんだろう。

管理運営者としては。



金物類は、基本的にステンレスのようで、
そんなに劣化している様子はない。



だけれども、
排水溝と躯体との取り合い部分のシーリングが
だいぶ傷んできているようだ。


20041902.JPG



少なくとも、仕上材の裏にまで
水は染み込んでいそうだ。



でもこれを何とかしようとすると、
結構カネがかかるし。

といって、このまま放置しておいて、
周囲にまで水が差していくようなことになると
それはそれで大変だ。



建築の保全、補修、改修って、
いつだって、悩ましいね。
(「排水側溝とシーリング」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 建築工事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする