2020年03月17日

イマドキの点字タイル

点字タイルはかなり昔から存在しているけれど、
気にしたことはあるだろうか。


結構ボコボコ出っ張っていて邪魔。


健常者にとっては、そういう存在なのかもしれない。



しかし、視覚障害のある方にとっては大切な道標。

これの有る無しで、行動の制約がだいぶ変わってくるはずだ。



近年、いろんなタイルがあるのにお気づきだろうか。



黄色くで、かなり出っ張っていて、
つっかかりやすいし、
ベビーカーが引っかかって……。



とはならないけれど、白杖ではしっかり感知できる、
そんな製品が多く使われている。


20031701.JPG


弱視や色弱の方々にとっては、
周囲と同じような色のものだと判別できないだろうし、
でも全く視えない方にとっては色は関係ないし、
ベビーカーや車椅子の利用者にとっては凸凹が邪魔だし、
施設の目的、用途、性格に応じて、
使い分けを考える必要があるんだろう。


日本視覚障害者団体連合 とか
メーカーさんのページ の解説などを
見てみるのも参考になる。
(「イマドキの点字タイル」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 建築工事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする