気にしたことはあるだろうか。
結構ボコボコ出っ張っていて邪魔。
健常者にとっては、そういう存在なのかもしれない。
しかし、視覚障害のある方にとっては大切な道標。
これの有る無しで、行動の制約がだいぶ変わってくるはずだ。
近年、いろんなタイルがあるのにお気づきだろうか。
黄色くで、かなり出っ張っていて、
つっかかりやすいし、
ベビーカーが引っかかって……。
とはならないけれど、白杖ではしっかり感知できる、
そんな製品が多く使われている。
弱視や色弱の方々にとっては、
周囲と同じような色のものだと判別できないだろうし、
でも全く視えない方にとっては色は関係ないし、
ベビーカーや車椅子の利用者にとっては凸凹が邪魔だし、
施設の目的、用途、性格に応じて、
使い分けを考える必要があるんだろう。
日本視覚障害者団体連合 とか
メーカーさんのページ の解説などを
見てみるのも参考になる。
(「イマドキの点字タイル」おわり)