2020年02月21日

受水槽の水が無くならないように

最近、受水槽に取り付けられるようになっているもの。


緊急遮断弁」 である。



20022101.JPG


受水槽から給水管を取り出す部分に、
この弁を設置しておく。



ある程度の揺れを感知すると、
この弁が自動的に閉まる。


もしも大地震で水槽に接続している配管が破断してしまうと
そこから水が流出してしまって、水槽内が空っぽになってしまう。

緊急時・災害時に水の確保は重要なのだから、
この弁が閉まることで、水が守られるのだ。



地震感知器、弁操作回路、弁操作電源用の蓄電池などは
この制御盤に納められている。


20022102.JPG


給水管に接続されている加圧給水ポンプの停止信号や
弁動作信号を外部に出すことができる。



さて。



メインの給水管は、この遮断弁で閉じることができるのだが。


受水槽には、別系統取り出しなど、
細い配管も何本か接続されているのだが。


そっちのほうは、大丈夫なんじゃろか?


細い配管だろうが何だろうが、
どこかに孔があけば、水は漏れ出てしまうのであるが。



いろんな防災用の設備があるけれど
どのくらい効果的なのか、実際の役に立つのか、
いろんなところで検証実験をしてるんだろうな。



E-ディフェンス なんかで実験して、動画を公開してくれないかな。
(「受水槽の水が無くならないように」おわり)
posted by けろ at 11:00| Comment(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする