ポツンとある、温泉宿。
「二股らぢうむ温泉」 と看板がかかっている。
昔はカタカナ表記だったらしいけれど
経営者が換わったりなんだり、現在はこうなっているようだ
石灰華ドーム で有名なのだという。
上記ページの説明に
二股らぢうむ温泉には「ラドン」というラジウム成分が含まれています。
と書いてあるのが少々意味不明ではあるけれど
とにかく独特な温泉である。
ラドンのほか、大量の炭酸カルシウムを含むということで、
石灰華ドームが形成されるのである。
温泉の写真は撮っていないので
(貸し切り状態でも無い限り、撮ることはできませんし
撮るべきでもありません)
駐車場の様子を。
駐車場の雪を、湯で融かしているようだ。
北陸で行われているように水を流して雪を融かそうとしても
北海道では凍ってしまうから、見かけない。
けれど、ここでは温泉熱を利用しているから
しかも湯量が豊富だから、
凍結してしまう心配はないのであろう。
そうじゃなけりゃ、
氷濤まつり や 氷瀑まつり のような氷の造形ができてしまうから。
日帰り入浴が、1,100円。
宿泊も、和室が53室もある。
湯治での利用も結構あるようだ。
アクセスはあんまり良くないけれど、
北海道新幹線が札幌まで延伸されると
長万部駅にも停車するようである。
その頃には、行きやすくなるだろう。
……って、長万部駅からも結構あって、
なかなか大変ではある。
(「二股らぢうむ温泉」おわり)