2020年02月11日

北海道立アイヌ総合センター

札幌市にある北海道庁の近くに
「かでる2・7」という道有施設がある。

その7階に、北海道立アイヌ総合センター がある。


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公益財団法人北海道アイヌ協会 が管理している。



「日本は単一民族国家」



以前より、こう言う人が多いのであるが、
実際には日本国にはいくつかの民族のルーツがあるのである。

「アイヌ」は、北海道東北地方の先住民族であって、
いわゆる大和民族との間で、歴史的にいろいろな出来事があったのである。

多くの残念な出来事を経て、
多くの無関心・無頓着に囲まれつつも、
現在ある程度いろんな取り組みが進められつつある。


その1つが「民族共生象徴空間」なのであろう。



さて、この「センター」

ビルの1室を使用したものなので、
展示として「すごく充実」しているわけではないが、
一般的な「日本史」で触れられることの少ない歴史的事実について
知ることができる空間である。


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北海道といえば、クマ。


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実際に足を運ぶなり、検索していただくのが良かろう。



当然のことながら、「せつび」も見ることになる。


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このビルの空調は、水熱源ヒートポンプ方式であるようだ。


「ピーマック」と、商品名が半ば一般名詞化して呼ばれる
天井カセット形の水熱源ヒートポンプエアコンである。



コンプレッサーを背負っているので、
運転音は少々大きい。

冷蔵庫みたいな感じと言えば、何となくわかるだろうか。
音の高さは、冷蔵庫のそれよりも低いかな。



冷蔵庫はそのまま室内に放熱しているが、
この機械は建物内を循環させている「熱源水」に
冷房時は放熱する。
暖房時は、熱源水から吸熱する。



熱源水は、機械室内のチラーで冷やしたり、ボイラーで暖めたりする。

そんなしくみ。



「ゴールデンカムイ」というマンガ(アニメ化もされた)によって、
アイヌ文化について知識を得た人も多いだろう。


廊下にあった、ポスター。


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平取町(びらとりちょう)には、アイヌ民族関連の施設も多い。
温泉 もあるし、牛肉 も美味しいし、
良いところだ。



ちなみに「アイヌ」というのは「人間」を意味する言葉である。

だから「アイヌ人」というと、意味がダブってしまう。

「ハイスクール高校」とか「シティバンク銀行」とか
「Akasaka dori avenue」とか、そんな感じ。


ああ、だいぶ脱線した。



北海道立アイヌ総合センター。

だいぶ小ぢんまりした施設ではあるけれど、
旧北海道庁(赤レンガ)がこれから耐震改修工事に入って
しばらく見られなくなるようなので、
その代わりにここに寄るのも、よかろう。
(「北海道立アイヌ総合センター」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする