JR北海道の車内誌にも、そんな様子がわかる地図が載っていたので
ご紹介したい。
特急の座席ポケットには、通販広告や乗車のしおりのようなものとともに
「車内誌」が入れられている。
月1回発行のようである。結構いろいろな記事があって、
長時間の乗車にあたって、目を通すに丁度よい。
うしろのほうには、北海道内の路線図があって。
北海道新幹線の絡みもあって、
青森県部分も掲載されている。
新函館北斗以降、札幌に至る新幹線の予定線も
赤く描かれている。
この地図の右上部分に、
本州と北海道とを重ねてみた図がある。
毎度、ピントが甘くって申し訳ないけれど。
何とか、地名は見えますかね?
「せっかく北海道に行くんだし、
札幌から函館まで行って、
それから旭川の動物園と、
北海道北端の稚内で宗谷岬を見て、
網走で流氷も見てみたいなぁ」
本州に置き換えると、
「せっかく本州に行くんだし、
名古屋から津〜奈良廻りで熊野まで行って、
それから松本城と、
能登半島の先っぽを見て、
宇都宮でギョーザでも食べてみたいなぁ」
こんな感じになるということである。
本州ならば、新幹線もあるし鉄道網も多いのだけれど
北海道内はそうではない。
いまどき、WEB上のマップで距離はすぐに表示される。
北海道を訪れる際には目的地をある程度絞っておかないと、
ほとんど移動時間に費やしてしまうことになりかねないのである。
(「北海道の距離感」おわり)