2020年02月09日

線路に落ちている

駅のホームに立っていると

線路の上に落ちているのは、雪の塊。


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この駅、屋根がついているはずなんだけれど、
誰かイタズラで投げ込んだ?



もちろん、そんなことはない。

ホームのカメラですぐに見つかってお目玉を食らうであろう。



行き来する列車が走行中に、
その裾に、その腹に、その屋根に
たんまりと溜め込んだ雪が
駅停車中にボロボロと落ちてしまうのである。


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放置しておくと、そのまま春まで残りかねないから、
いろんな融雪装置があったりするのである。


あまりに激しい降雪があると、
融雪が追いつかなくなって走路に支障を来し、
遅延や運休の憂き目に遭うのである。



積雪寒冷地の鉄道保守は、ホンマ、大変や。
(「線路に落ちている」おわり)
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2020年02月08日

北国の屋根には雪が乗っかるのだ

ちょっと小高いところに居ると、
建物の屋根面が見えてくる。


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北国、積雪地では
当然のことながら、屋根の上には雪が溜まっていくのだ。



三角屋根にすれば、雪が落ちていく。



無落雪にすれば、その分の荷重が春までかかりっぱなしになる。



屋根面積が大きくなると、
その荷重たるや相当なものになる。


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地域の積雪状況によって、
屋根にかかる積雪荷重をどのくらい考慮すべきか
決められている。



決められてはいるのだけれど、
当然のことながら、それ以上の積雪があって
更に荷重がかかる事態だって、
無いわけじゃない。



あまりにも厳密な計算をし過ぎて安全の余裕が全く無いとなると、
それは少々不安である。


気候変動によって、天候は極端化する方向にあると言う説もある。


ドカ雪が降ったとしても、
そんなんで崩れてしまうことがないように
しておきたいものだ。



田舎に行くと、
雪の重みで潰れてしまった廃屋が見られたりする。

長期荷重でさえ壊れてしまうのだとすると、
積雪が乗っかった状態で地震でも来ようものなら
ひとたまりもあるまい。



雪は、ふわふわで軽いものじゃないのだ。

パウダースノーなのは、降った直後だけ。

時間とともに締まっていき、
比重が増大し、
限りなく氷の塊に近づいていく。

1m3の質量が、1トンに近づいていくのである。
侮ることは、できないのだ。
(「北国の屋根には雪が乗っかるのだ」おわり)
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2020年02月07日

理科実験台の中

理科室、なのだ。


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いろんな仕上げが、もうちょっと、ってところ。



実験流しの下の配管も
まだ隠されてはいない。



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最後はここにパネルがはまるんだ。



給水管は、冷たくって結露してしまうから
保温材を巻いてある。


隠れちゃうところだけれど、
とっても丁寧に仕上げてあるものだ。



排水管も、冷たい排水が流れたりして
結露しかねないのだけれど、
耐火二層管を使って保温材の代わりにしてある。


これはこれで、アリかな。



この部分には、ガスバーナーはつかないようだ。



小学校の理科って、結構楽しいと思うんだな。


理科が好きな人に、
教えてもらえたらいいのだけれど。
(「理科実験台の中」おわり)
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2020年02月06日

しんさっぽろとしむかっぷの共通点

北海道内の移動は、自動車が便利だ。

だが結構距離もあるので、ある程度遠方まで移動するなら
鉄道や飛行機も有効である。

路線があれば、の話なのだが。



さて、鉄道に乗って
ボケっと車窓から外を眺めていると。


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新札幌駅に停まって。


ひところ、新横浜とか新神戸とか「新」をつけるのが
流行った時期でもあったのか、
「新札幌」という駅があるのだ。


ホーム壁に張り付くケーブルダクトやら電線管を撮ってみようとした
1枚っである。



そこから1時間ちょっと過ぎると、
こんな駅にも停まる。

もちろん、途中に南千歳とかいくつか停車駅はあるのだけれど。


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「しむかっぷ」駅である。

漢字では「占冠」と書く。

「冠」と書いて「かっぷ」って、それ英語じゃん。

すごい当て方をしている当て字地名である。


新冠(にいかっぷ)という町もあるけど。



さて。



しんさっぽろ と しむかっぷ



なぜか、引っかかった。

何にも似たところはないけれど?

なぜか似てる気がする?



……あ、わかった。


「本場の味 サッポロビール」

どうやら、駅名札の下についている
これが同じであることが、
無意識下で認識されていたようだ。


すいません。

たいしたことじゃなくって。
(「しんさっぽろとしむかっぷの共通点」おわり)
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2020年02月05日

氷濤であって、氷瀑ではない

支笏湖畔で冬期に行われるイベント、
氷濤まつり

「ひょうとうまつり」である。



北海道の山中、寒い地である。

その寒さを生かした、イベントである。



スプリンクラーで水を吹き付け続けて造り上げる、
氷の造形。



白い雪氷に、照明がよく映えるのである。



まつり会場に向かう空地にも、
イルミネーションが作られている。


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イルミネーション自体、きれいなものであるが
白い雪がその光を反射するとき、
その色合いが拡散する。


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こういうものがあると、
通ってみたくなる人が多いようだ。



「まつり」会場に入ると、
雪や氷の制作物が多数。


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氷のシャンデリア。


LED照明は発熱が少ないから、
これが成り立つのであろう。



「これ、溶けて落ちてきて、グサッと刺さったりしないかな?」


幾人かが、気にしていたようだ。



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こういう形状なら、刺さらないけれど
何にしても「氷」は「岩石」である。

頭に落ちてきたら、それは石がぶつかるのと一緒だ。



2Oは、宇宙一般では岩石でしかない。

地球はたまたま温度が高いので、
その岩石が溶けて溶岩(液体の水)になっているだけなのだ。


おさかなたちの氷漬け。


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九州のスケートリンクに埋め込んだら批判が殺到したというのだが。

まあ、人の感覚は人それぞれなのだから、
「なんとなく」無難に収めておくのが肝要なのかもしれない。



屋外には、かなり大きな造形もある。


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氷の滑り台も、大盛況である。

ご覧のように、かなりの人出であった。


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かなり、居るのがわかるだろうか。


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現地には、手動の温度計があるのだけれど
どのくらい正確なのかはわからない。


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この場所としては、かなり暖かいのであろう。


ただし、風があって体感はかなり寒かった。



なんと、「青い池」が。


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美瑛まで行かなくても、見られる!



まあ、ちょっとしたミニチュアということで。



おまけ。


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今冬は雪が少ないということで、
路面が出ている場所も結構あったので
マンホール蓋も見ることができた。


ちとせの「ち」を中心に、
飛行機と鮭と支笏湖である。

典型的な、ご当地デザインの蓋なのであった。



氷濤まつりに似た名前で
氷爆まつり』というのがある。

「ひょうばくまつり」である。



こちらは、層雲峡。

全然違う場所なので、気をつけたい。



「せっかくだから、両方行ってみようか」



それはそれで、楽しいと思うし、
心意気や良しであるが、
距離にして 260km、
高速道路を使って、車で3時間半ほどかかるので
あんまり軽く考えていると痛い目を見ることになる。

(しかも、雪道なのだ)
(「氷濤であって、氷瀑ではない」おわり)
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2020年02月04日

支笏湖ビジターセンターの展示アピール

支笏洞爺国立公園の一角、
支笏湖畔に建っている「ビジターセンター」。


「支笏湖」は「しこつこ」と読む。

こんな形の、カルデラ湖である。



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大昔、ここに位置した大火山が噴火し、
地中の噴出物を遠方まで撒き散らして
その空洞が陥没してできたカルデラ湖であるという。


水深が深く、対流によって湖面温度がプラスに保たれるために
「不凍湖」としても知られる。
(ただし、ごくたまに諸条件が整うと氷結する年もある)


そんな、支笏湖の湖畔に
温泉宿泊施設群や土産物店街が形成されている区画があり、
その外れに、ビジターセンターが建つ。


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この地図の中央少し左である。

フラッシュの光点が邪魔で申し訳ない。



センターの中には、地形や地質、動植物に関する展示がある。


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北海道といえば、クマであるか。



こんな木の展示物も。


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「二重根」という、火山活動の証拠らしい。


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このセンター、傾斜屋根なので
天井付のいろんな設備が苦労して取り付けてある。


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写真にしてしまうと、今ひとつその「苦労」が
見えてこなくなってしまっているが。



やたらと目立つダクトが2本、
床から生えている。


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どうしても、納まりがつかなかったのだろうか……

というわけではなく。



敢えて、目立たせているのである。


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ここは環境省の施設なので、
ものすごくアピールする必要があるわけだ。


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冬の支笏湖畔は、寒いのである。

換気用の外気を取り入れるのに、
そのまんまいれたんじゃ、芸がない。



地中に埋めたダクト内に外気を通すことで、
地熱を利用するのである。

「ヒートチューブ」である。



この日この時は、外気温−3.4℃。
かの地としては、だいぶ暖かかったようだ。

これが、+5.4℃の地中で暖められて、
建物内に入るときには+4.0℃になっている。



逆に、夏ものすごく暑い地であれば、
夏の外気を地中に通すことによって
冷やすことができる。

その場合には「クールチューブ」と呼ばれる。


夏も冬も利用するのであれば
「クール・ヒートチューブ」だ。



外気負荷が大きい地域では、
かなり有効な手段ではないかな?
(「支笏湖ビジターセンターの展示アピール」おわり)
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2020年02月03日

ここに並ぶは小便器

下地材が並ぶ、壁面。


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スタッドが4本並ぶ、「ライニング」の部分を
給水管が横断している。


排水管は、下の方からライニングに入り、
床を貫通していく。


給水管のそばには、電源ケーブルも並ぶ。
自動給水センサー用のものである。


ケーブルを壁内に垂らすだけじゃなくって、
ちゃんと電線管に入れて施工してある。



そう。


ここに並ぶのは、小便器たち。



昔の建物だと、
このようなライニングは
ブロックを積んで造られているけれど
改修してトイレを新しくするような場合には
改めて積んだりはしない。



これが仕上がると
こんな感じになる。


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こうなってしまうと、仕上がる前のことなど
想像もできないであろう。



トイレを利用する際、
そんなことも思い巡らせてみると
また違った見方ができるはずだ。
(「ここに並ぶは小便器」おわり)
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2020年02月01日

都内を歩いていて

都内を歩いていると、
いろんなモノたちに出逢う。


別に都内じゃなくっても、
どこに行ったって、何かに逢えるんだけれどもね。



たとえば、首都高のガード下。


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至るところで、工事をしている。


だってさ、このインフラは
だいぶ古いんだ。


耐震基準も低かった時代、
高度成長期にイケイケドンドンで造ったものなんだ。



阪神や新潟や東北の地震を経験した後、
その分析がなされた今、
補強は必須なのだ。



よしんば強度が足りていたとしても、
そもそも年数を経て、劣化が進んでいる。


何やかや、補修は必要だ。


そんな箇所が、もう数え切れないほどある、はずだ。



歩道橋との立体交差も
多数ある。


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自動車と歩行者の動線分離の観点から
たくさん造られた歩道橋であるが
現代社会においては健常者向けの施設となってしまっている。

足腰の弱い方や車椅子の方にとっては「バリア」でしかない施設。


現代、新しく設けるならば
両側にエレベーターが必須であろう。

建設、維持コストが桁違いに大きくなるだろう。


時代の変遷が窺える、
そんなガード下。



道路に埋まる、各種蓋類も豊富にある。



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小口径ますの蓋だったり、



水道局の制水弁筺の蓋だったり、

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水道管に接続された消火栓の蓋だったり。

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周囲のインターロッキングとの取り合いなんかも
それぞれで興味深かったりするのだ。



そして、都内でしか見られないもの。


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昭和33年に造られてから幾星霜。


東日本大震災で頂部アンテナが曲がったりしつつ、
幾度もの改修や補強、塗替えなどを経て今がある。



昼も、夜も、存在感を放つ。


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高さ333メートル。


倍近い高さのスカイツリーが建ったり、
超高層ビルが次々と建造されていく現代において
このタワーはそんなにすんごい建造物とは言えないのかもしれないけれど
近現代日本の歴史の多くの部分を占める
そんな存在感が、ここにはあるのだ。



いろんな街に、
いろんなモノを再発見する。


楽しみの一つである。
(「都内を歩いていて」おわり)
posted by けろ at 11:00| Comment(0) | 設備一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする