スプリンクラーポンプユニット。
消火ポンプの類は、
赤く塗装された製品となっている。
殺風景な機械室内を彩る、そんな存在。
ポンプと、各種弁類と、圧力タンク、呼水槽、制御盤などが
一体化されている。
共通架台に乗っかった状態で納入されるから
搬入も据付もやりやすいのだ。
ちょっと、背面から。
床下が消火水槽となっていて、
緊急時にはそこから水を汲み上げて送水するのだ。
建物の用途と規模によって、
屋内消火栓が必要だったり、スプリンクラー設備が必要だったりする。
建築基準法上の建物用途ではなくて、
消防法上の用途が何であるかが関係してくる。
消防法施行令別表第一 というやつがある。
これの 第(六)項ハ とか、第(十二)項イ とか、
そういう呼び方をする。
複合用途となる場合など、
設計段階で所轄消防としっかりと確認しておかないと、
あとで困ったことになるのだ。
それはそうとして。
真っ赤なスプリンクラーポンプユニット。
カワイイでしょ?
(「スプリンクラーポンプユニット」おわり)