2020年01月23日

スプリンクラーポンプユニット

機械室内に鎮座する、
スプリンクラーポンプユニット。


20012301.JPG



消火ポンプの類は、
赤く塗装された製品となっている。


殺風景な機械室内を彩る、そんな存在。



ポンプと、各種弁類と、圧力タンク、呼水槽、制御盤などが
一体化されている。



共通架台に乗っかった状態で納入されるから
搬入も据付もやりやすいのだ。



ちょっと、背面から。


20012302.JPG


床下が消火水槽となっていて、
緊急時にはそこから水を汲み上げて送水するのだ。


建物の用途と規模によって、
屋内消火栓が必要だったり、スプリンクラー設備が必要だったりする。

建築基準法上の建物用途ではなくて、
消防法上の用途が何であるかが関係してくる。



消防法施行令別表第一 というやつがある。


これの 第(六)項ハ とか、第(十二)項イ とか、
そういう呼び方をする。



複合用途となる場合など、
設計段階で所轄消防としっかりと確認しておかないと、
あとで困ったことになるのだ。



それはそうとして。



真っ赤なスプリンクラーポンプユニット。


カワイイでしょ?
(「スプリンクラーポンプユニット」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 防災 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする