2021年10月27日

タコ足ダクト

天井内、ボックスからフレキダクトが伸びていて
壁の向こうにつながっている。


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排水管や上方の給水管、電線管などと位置の取り合いをした結果
こんな避け方になったのかもしれない。


も少し奥をみると
このボックスから出ているフレキダクトは1本ではきかない。


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貫通孔のサイズの制約などから
あまり太いダクトを通すことができないから
丸ダクトを何本も通さざるを得なくなったのだろうか。


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制気口につながるダクトも
なぜか2本に分けられていた。



このボックス、タコ足のようにダクトがたくさん生えているのだ。

分岐用のチャンバーなのだ。



キレイに割りを入れた矩形ダクトは作りが美しいのだけれど
イザとなったらこうやって無理くり分岐してしまう手もある。


ダクト抵抗的には、あんまり条件が良いとは思われないけれど。
(「タコ足ダクト」おわり)
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2021年10月26日

ガンバって取り付けた感

特にコレといった特徴もないトイレなのだが。


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鋳鉄製五細柱の蒸気放熱器がついているから、
これはこれで特徴的なのかもしれないが、
窓上に換気扇がついていた。



近寄ってみる。



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壁タイルが欠けてるね。


木枠がちょっとはみ出してる?



どうやら後付の換気扇のようで
横から見ると結構苦労して?
ガンバって?
取り付けた感がスゴくするのだ。


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またいつか、トイレ内を全面改修する日が来たら、
この辺もキレイにまとめるのかもしれないけれど
冒頭の写真の状態ならこれで十分かな。


もともと自然通気だけだったトイレに
換気扇がついてしっかり排気できるようになったのだから
それで十分だったのだろう。


あんまり見た目に気を遣わなければ
結構いろいろできるものだ。

費用も少なくて済むし。
(「ガンバって取り付けた感」おわり)
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2021年10月25日

天井下地までついたところ

天井内の設備工事は
追い立てられるように進んでいく。



インサートやアンカーで機器やダクトや配管を吊って
それらを適切につないでいき、
しかるべきところに保温材を巻いたりして
場合によっては塗装も施したりして、

機器には電源も必要だし、
制御線も来ていたりして。



配管屋さん、ダクト屋さん、保温屋さん、電気屋さんその他
さまざまな専門職種の方々が入れ代わり立ち代わりそれぞれの仕事をこなした後に
天井下地が組まれる。


組まれてしまうと、天井内の作業はもうあんまり出来なくなってくる。


軽鉄屋さんが来る予定の日までに、
設備系のみんなは、何とかしなくちゃならないのだ。


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一通り、必要なものは取り付けられたよね?

ちゃんとつながったよね?



軽量鉄骨天井下地がついたあとで、
埋込照明器具や吹出口吸込口などの開口を
改めて開けていく。


それまでは、ボックスとネックダクトは
ちょっと上のほうに寄せて避難しておく。


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これが最終的には、スッキリとした天井面になるのである。



出来上がってしまえば、
ただ平らな天井の所々に制気口などがついているだけの
何の変哲もない天井面に見えるのだけれども
そうなるまでが結構苦労のしどころなのだ。
(「天井下地までついたところ」おわり)
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2021年10月24日

壁際のFCU

事務所建築の壁際に
ペリメーターカウンター(略してペリカウンター)があって、
その中に床置隠蔽形のファンコイルユニット(略してFCU)が納まっていた。


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カウンター手前のパネルは、
たいていケンドン式になっていて比較的容易に外せるんだけれど
たまにやたら幅のあるパネルになっていて
外せることは外せるんだけど、
ひとたび外してしまうと、
その撓みによって簡単には元に戻せなくなるやつがある。

そういうのは勘弁してほしい。

適宜小割にしてほしい。

上の画像くらいのサイズが限界、とワタクシは主張したい。



それはともかく。

このペリカウンターは
たいてい物置として利用され、
さまざまな物品や書類や仕事の道具や私物などが
ここぞとばかりに載せられていることが多いものだ。



さて、密かに鎮座していたファンコイルは
だいぶ年季モノの東芝製であった。


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暗いし、近いし、だいぶくたびれたコンデジでは
なかなかピントがうまく合わない。

オートフォーカスが適切に効かないのだ。



1992年製というから、もうすぐ30年選手だ。

人間ならまだまだこれからであるが
機器類はもう年貢の納め時と言っても良い経年である。



カウンターは窓下にずっとあるのだけれど
放熱器(FCU)は所々に点在していて
その間に冷温水配管などが通っている。


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ファンが内蔵されているから
電源も必要とされていて、
しっかり供給もされている。



床下のどこかから、配管が生えてきている。


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カウンターの端からのこともあれば、
中央から両側に分岐供給されていることもある。


カウンターの上には、相変わらずいろんなモノが載っている。


辛うじて、吹出口は確保されているようだ。



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コイルユニットだから、
コイルもちゃんと見える。


奥行きをあまり取らなくて済むように
コイルは斜めにセットされている。

FCU本体の下から空気を取り入れ、
コイル内の冷温水により冷却or加熱されて
本体上部のダクトを経て、
カウンター上面に設けられた吹出口から
冷風or温風が吹き出される。

古くからある、オーソドックスな方式だ。



でも、最近はパッケージエアコンが幅をきかせている。

だって、簡易だもん。冷温水系に比べると。

製品性能がどんどん向上していることもあろう。



時代とともに、せつびも変わっていくのである。
(「壁際のFCU」おわり)
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2021年10月23日

防火水槽が……

敷地面積や建物規模などの要件により
防火水槽を設ける必要があったりする。


なるべく土地利用の邪魔にならない位置に計画するのだけれど。



さて、どこにあるかな。

図面上、コッチの面にあるはず。



あ、あった、あった。


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建物脇のキュービクルの手前に
取水口と通気口と看板が立ってる。


けど、なんか変。



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だって、マンホールが傾いてない?

これって水平についているべきもののはずなんだけど。



マンホール下部の水槽本体ごと、傾いてない?



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どう見たって傾いている。


取水口と通気口はまっすぐなんだけれども、
どこかで配管が破断してやしまいか?

それとも、ひん曲がってる?

マンホール接続部だけが傾いた?



そんなに地盤が軟弱なのかしらん?



どうも、冬期除雪の際に
重機でガガガって引っ掛けちゃったみたい。


あら、大変。



機能上大丈夫であれば
傾いていたって構わないんだろうけど。
(「防火水槽が……」おわり)
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2021年10月22日

雨漏りか結露か

角型アネモの周囲が、キタナイ。


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雨漏りによる染みだろうか?

それともダクト保温(保冷)の不十分による
結露水の滴下によるものだろうか?


天井の中を覗いてみないとわからないかな。


覗いてみてもわからないことも少なくないけれど。

覗いてみて、
ダクト保温材を少し剥がして中を確認してみて、
周囲のスプリンクラ配管などの漏水も無いかどうか見てみて、
近くに外壁があればその内側の結露や
外壁亀裂からの雨水浸入を疑ってみたりして、
それでもわからん時はわからん。



「設備のせいだ」

「いやいや、建築のせいだ」



無用な責任の押し付け合いは
あまり良い結果にならないような気がする。
(「雨漏りか結露か」おわり)
posted by けろ at 15:00| Comment(0) | 空調設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月21日

人が降りられる排水桝

既設の桝を調べる必要があることもある。


21102101.JPG


排水をつなぐ必要があるとか、

流れが悪いことの原因究明だとか。



最近は塩ビ製の桝がかなり多いけれども
既設の桝にはコンクリート桝もたくさんある。



深いものになると、ある程度の大きさを確保して
メンテナンスできるようにしてある。


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タラップが取り付けてあって、
人が降りていくことができるようになっている。

これが無いと、中で何かするのはとても大変な作業になる。



あんまり大きな鉄蓋だと重たくて開けるのも大変だから
蓋口径は600mm、内部の桝は900mm、というふうに
なっているものも多い。

「人孔桝」などと呼ばれることもある。



最近の塩ビ桝だと、口径は150mmとか200mmとかだから
絶対に人は入っていけない。

かわりに棒付きの鏡とか、
内視鏡的なカメラとか
そういうもので内部を確認できれば良し、
という発想になっている。

建築では。



公共下水道では、
特に流量が多く太い系統になれば、
やはり人が入っていくことができるのが理想だ。


もっとも、管内探査ロボットなど
いろいろなものが出てきているから
人が入るなんていう「原始的なこと」は
どんどん減っていくのかもしれない。
(「人が降りられる排水桝」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月20日

トイレに暖房

冬、寒々としたトイレは
居心地の良いものではない。


寒い地域になると、
公衆トイレにも暖房がついていることが多い。


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温水パネルヒーターと同じような形だけれど
電気ヒーターだ。


窓下など、一番冷えやすいところをケアしている放熱器だ。



主目的は、暖房というよりも凍結防止。

トイレには給水管とか排水トラップとか
水が溜まっている部分が多いのだから
厳寒期に無暖房だと凍ってしまう。

それを防止するために設けざるを得ないのだ。

その目的であれば、
設定温度は5℃とか10℃とか、
そんなものである。

利用者にとっては暖かくもなんともない……
ということもなくて、
屋外が−20℃なら、ものすごく暖かく感じるはずだ。

メガネも一瞬で曇る。


でも、もう少し暖かくありたいと思うなら
+15℃くらいにはしたほうが良かろう。

となると、窓下放熱器だけでは力不足である。



この場合、たとえば入り口ドア近くにも放熱器を設けて、
そちらからの外気負荷に対抗したりする。


21102002.JPG


これも見た目は完全に温水パネルヒーターだけれども
やはり電気ヒーターのようだ。

コンセントがついてるから。



ただ、比較的湿気の多いトイレ。

徐々に錆びてくる。

たまーに、塗装でもしてやるといいんだけれど。

せめて、3年に1回くらい、
面倒を見てあげたらいいんだけどね。

でも大抵は放置されているのだ。

朽ちてダメになるまで。
(「トイレに暖房」おわり)
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2021年10月19日

寒冷地の水道管は深いのだ

地面に、鉄蓋がある。

長方形のやつ(角は面取りされてるけど)。


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ご丁寧に「水道メータ」と鋳出してあるから
それであることが誰にでもわかる。


「メータ」「コンピュータ」「センサ」など
カタカナ後の最後に「ー」を付けない表記は
JIS Z8301:2011 に基づくものだから、
本来これが正しいとされている。

ま、日常生活では意識されないけれど。



蓋を開けてみる。


21101902.JPG


中には更に蓋がある。

断熱材の板である。



これを更に開けると


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水道管とメータが出てくる。

ずいぶん深い位置にあるから、
目盛りを読み取るには
視力が良くなくてはならないだろう。



東京都心だとこんなに深い位置にメータがあるなんて
あり得ないのだけれども
寒い地域ではこのくらい深く埋めておかないと
冬になったら凍ってしまう。



建物の基礎などの「凍結深度」とは別に
各水道事業者などによる「凍結深度」によって
最低限の土被りが決められている。

建築のそれとは異なる(水道のほうが深い)ので
寒冷地における設計・施工時には注意が必要だ。


深く掘らなくてはならないから、
土工事も費用が嵩む。

積雪寒冷地では、断熱も含めて工事費が割高になってしまうのは
仕方ないのだ。

人件費はちょっと安いのかもしれないけれど。
(「寒冷地の水道管は深いのだ」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月18日

こういうデザイン?

職業病だと思うんだけれども、
つい、上を見てしまう。


天井面に何がついているのか、
設備関係のモノがどんな配置になっているのか
ほとんど無意識に見てしまう。



そしてその経緯については
ほとんど記憶にも残っていないのだけれど
たま〜に印象に残ることもあるのだ。



21101801.JPG



たとえば、こんなふうになっていると、ね。



これは、こういうデザインにしたもの?

敢えて狙った角度?

天井開口自体、ナナメだった?



それともいい加減に取り付けただけ?



機能上何の問題もないから
完成検査でも特に指摘は無かった?


気になりだすと、夜も眠れない……なんてことはない。


提出締め切りさえ来ていなければ、
ぐっすり眠れるのだ。
(「こういうデザイン?」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 電気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする